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塩川先生との思い出

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【塩川先生との思い出】


《塩じい》の愛称で政界を引退後も人気のあった元財務大臣の塩川  正十郎先生が亡くなられました。

93才でした。



私が塩川先生に初めてお会いしたのが衆議院議員会館内の坊  秀男元大蔵大臣の部屋でした。

なんと秘書になった初日でした。



坊先生に会いに来られていた塩川先生がお帰りになる時、ご挨拶をさせて頂いたのですが、その時先生は

いきなり『君のスーツは英国製だな』と言われました。

そのスーツはロンドンのAUSTIN  REED本店でオーダーメイドした物を着ていたのですが、見事に

見抜かれました。

たぶん衿の形とバッジホールが無いので分かったのかなと思いますが、眼力の確かさに驚愕したことを

覚えています。

それが最初の出会いでしたが、人心掌握術に長けた人でしたから、政界の中でも運輸大臣を皮切りに文部大臣、

自治大臣、官房長官、財務大臣、衆議院議長も歴任され、引退されましたが、引退後も《塩じい》と呼ばれ

人気者でした。



先生が運輸大臣の時に総選挙があり横浜の選挙応援に来られる事があり、私が大臣車の後部座席の先生の

隣に座り、応援演説で回るところのレクチャーをさせて頂きながら半日をお供させて頂いた事が何よりの

思い出ですね



坊  秀男先生が先に引退をされ、私達秘書もバラバラになりましたが若く綺麗な女性秘書は塩川先生の事務所が

迎え入れて下さいました。

本当にニクイほどダンディでスマートな先生でしたが、政界では「瞬間湯沸し器」と言わるほど

短気でもありましたが、大阪河内長野が選挙区で関西弁で笑わせてくれたり、とぼけたりと実に味のある

政治家でした。



塩川先生が財務大臣の時の国会答弁で『母屋(一般会計)でおかゆを食って辛抱しているのに、

離れ(特別会計)で子供がすき焼きを食っている』と言い放ち、国民の監視が届きにくく無駄な支出が

多かった特別会計改革のきっかけとなりました。



政界を引退するときには『人生のホイッスルが鳴るまで若干のロスタイムがあると思うので、大事に使いたい』

という言葉を残されました。

今こう言う味のある政治家いますか?

すごいでしょ塩じいは❗


心よりご冥福をお祈りいたしております。


若女井

 

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